お疲れ様です、今回は過去の愛車をご紹介します!
過去一番距離を乗ったバイクです。
Kawasaki スーパーシェルパ(2004)
こちらのバイクは川崎重工が作り出したオフロードバイク【スーパーシェルパ】というバイクです。
どんなバイク?
空冷・単気筒でキャブレター車
水冷エンジンであるDトラッカーのエンジンを空冷化させた物を搭載しており、どこまでも回るエンジンでした。
1997年〜2007年まで製造されたバイクで、私は2004年式のものを乗っておりました。
ヤマハのセロー225、セロー250のライバル車?
セローシリーズとよく比較されています。
セローとの違いはなんと言っても6速ミッションである事です!
それと高回転寄りなエンジンです。セローも乗ったことがありますが、あちらは下からトルク盛り盛りでかなり性格の異なるバイクだと思います。
(個人的にはシェルパはどちらかと言うとオフロードも走れる街乗り最強バイクといったイメージです。)
ほとんど6速に入れることはありませんでしたが…
燃費:30kmは余裕で走ります。
単気筒かつ乾燥重量:111kgということもあり、燃費は30kmを下回ることはほぼ無かったです。
リザーブまで使えば240kmは余裕で走ります。(タンク容量:12L)
何がそんなに魅力的なの?
オフロード走行ができる!
もともと、シェルパというのはチベットの【山岳案内人】という意味です。
その名の通り、このバイクはオフロードも走れて、山(峠)もものすごく得意でした。
と言うよりも、シェルパって本当にどこでも走れてしまうバイクです。(流石に水中は無理でした…)
オフタイヤを履けば林道ツーリングなんかも楽しく走れます。
私はピレリのMT21というタイヤを前後に履き、オンロード。オフロードどちらもこれ1本でした。
オンロードでもかなりグリップし、転倒したのは砂利が浮いていたカーブ1回のみでした。笑
乗車姿勢が楽!
シェルパはオフロードバイクでバーハンドルでシートがフラットなため、乗車姿勢がとても楽でした。スタンディングもしやすく、姿勢の制限がありません!
とにかく車体が軽いし小回りが効く!
バイク、いや、乗り物にとって軽さは正義です!笑
軽いと加速、減速もしやすいですし、押し歩きも楽ちんです。
それに、ハンドルの切角が51度もあり、Uターンもすごくしやすいです。(YZF-R25
は34度)
Uターンがしやすいというのは大事で、小道に迷い込んでもすぐに引き返せるので余計な不安がありません、これはツーリングで地味に助けられました。
そのお陰で街乗りに普段の移動の足としてとても適してます。
通学には使用しないで15,000kmほど年間走行していました。(2万キロの中古で購入し、最終メーターは7万キロ台でした)
自分でメンテナンスをするようになる
オフロードバイクは構造がわかりやすく、自分でもいじってみようという気になります。と言うか、オフロード走行をされるなら自分でもある程度メンテナンスをできる方が良いです。
デメリットはない?
エンジンオイルの滲み
エンジンのカバー?部分のガスケットからのエンジンオイルの滲みが持病のようです。私の個体は購入時に対策をしてもらい、滲みはほとんどありませんでした。
本格的なオフロード走行には向いてない
そう、シェルパは隠れた名車的なポジションでアフターパーツがあまりありませんでした。故に、オフロード走行に適したカスタムパーツが少なく、オフロード走行を本格的にされるならセローのが適してると思います。
もちろん、他車パーツ流用など工夫すればそれなりに走れる可能性はあります。
最後に:オフ車最高!!
オフロードバイクは最高です!
上記のことから、私は3年間5万キロこのシェルパにて走行しました!
最後には1→2→3速へのギア抜けが慢性化してしまい、修理にもお金がかかると言うことで廃車にしてしまいました…
エンジンオイル交換は2,000キロに1回のペースでしており、エンジンは良好でした!
また乗ってみたい1台です。
海外ではストックマンとして継続販売されています、さぁ興味が出てきたあなたもシェルパに乗ってみませんか?!
ではまた!